ニュージーランドとマオリ語

ニュージーランドでは先住民族のマオリ族の言語や文化を国の重要な文化として保存しようという姿勢が近年、より確かなものになってきており、小学校でのマオリ語必修化も検討されているくらいですが、ニュージーランドでは日常生活にマオリ語がかなり浸透しています。

地名などは大都市の名前を除き、ほとんどマオリ語であることが多く、通りの名前も多くがマオリ語の名前になっています。とはいえ、マオリ族も公立の学校で学び普段の生活では英語で暮らしています。白人はマオリ語でパケハと言うのですが、パケハでマオリ語を話す人と言うのはほとんどいません。しかしニューズ番組のアナウンサーや気象予報士はマオリ語の地名を正しい発音で言うことが求められるので、しっかりしたマオリ語らしい発音が聞けます。小学校でも色の名前やあいさつなどマオリ語を少しずつ覚えていくカリキュラムがすでに多くの学校で取り組まれています。政府機関や図書館などの公共の建物には、マオリ語が併記されていますし、各種の申込書などもマオリ語のものが用意されています。国歌もまずマオリ語で歌い、2番を英語で歌うというのが通例です。

マオリ語は英語と同じくらいのプレゼンスを保っていると言えます。

カナダとフランスの英語は当然ながら全然違います。